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個別記事の管理2010-08-31 (Tue)
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「終末のフール」点数を付けるとすれば★★★★(1~5中 3,5)
・あらすじ
あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。[出版社/著者からの内容紹介]



何ヶ月か前に話題になっていた作品です、後3年で"世界が終わる"非常にインパクトの強い宣伝文句で本を手に取られた方も多いと思います。おそらく作者は"生きる"をテーマにしたのだろうと思うほど各編に"生きる"が散りばめられていますw
またSFチックも相まってより現実的に感じ、残酷な描写もその状況の人間に合わしているのか、淡々と書かれています。
時間という限られた制約の中で家族、恋人、復讐…それぞれの人物にとっての幸福を追い求めた。
「いかに愉快に生きるか」 「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて義務だ」
いかなる状況でも生き抜こうとする、人間の強さを訴えた作品です。


以下簡単に3行感想
残り3年「終末のフール」ではその時期しか描かれていない。
しかし、この時間が絶妙で"終末"に至る人間の心理の過程が良く理解できる構成になっている。
余命3年、終末を前にした人間にとっての"生"の意味とは、改めて"生きる"ことの意味を考えさせてくれる心に響く物語
* Category : 小説
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