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個別記事の管理2011-04-07 (Thu)
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       夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) ★★★★☆(1~5中 4.0)

内容(「BOOK」データベースより)
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。


森見さんの作品を読むのは今作で2度目だ。前作の四畳半神話大系ですっかり虜になってしまった訳だが、今作もなかなかクセのある本であった。
話は変わるが舞台もやっていたらしい。是非生で見たかったが後悔してもしょうがないのでビデオ屋でDVDを借りてくる事にしよう。そもそも置いているのか。

・感想

奇妙な人物と出逢い、突飛な出来事に巻き込まれる。
そして黒髪の乙女を一途に追いかける生活はまさに男子学生が夢見るバラ色のキャンパスライフ(?)であり、
もし、大学に憧れを抱いている1回生、あるいは高校生が読んでしまったなら期待で胸が張り裂け悶絶してしまうであろう。
この本は無為なキャンパスライフを脱却させる為にある。大学生に読んで欲しい本NO1とはそういうことだ。

しかし森見さんの文体はクセがあり、中には読みづらいと感じる人もいるだろうと思う。
私も苦労した。幾度なく投げようとしたが、ある日を境にすらすらと頁が進んでいったのを覚えている。
初めは辛けど後楽し。読み終えた後に感じる余韻は格別であり、改めて森見ワールドを知ることとなる。

また序盤の読み辛さが無ければ、間違いなく★5をつけていたであろう。
読み辛いからこそ良いという考えは間違いなく森見ワールド中毒者の末期である。
Theme : 文学・小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 小説
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