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個別記事の管理2011-07-04 (Mon)
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 月と蟹 (文藝春秋) ★★★★★(1~5中 4.5)


世界は大きくて、理不尽だから、僕たちは神様を創ることにした


・内容

――月夜の蟹は、駄目なんだ。
「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」
「叶えてくれると思うで。何でも」

やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、
ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。
やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、
不穏なハサミを振り上げる―

深い余韻にとらわれる、道尾秀介の最新長篇!




・ちょこっと感想 ネタバレはしません


10歳の記憶と言われても、なかなか思い出せない。思い出したとしてもそれは小学3年生の頃だったり、
小学6年生の記憶だったり、非常に曖昧な記憶。
大抵の人が思い出せない時期にも関わらず、道尾氏は10歳の子供の世界を描きだしてみせた。

本作は、小学5年生の慎一の視点で全て描かれている。
情景描写や、心理描写など10歳ならではの表現に懐かしい気分になり、読んでいるうちに慎一を感覚を共有していったのを覚えている。
慎一が友達と秘密基地を作る場面では、一緒にワクワクしたり、好きな女の子の気を惹こうと頑張っている姿を見ると、応援している自分がいた。
読み始めは、自分が小学生に戻ったような懐かしい感じだったが、次第に楽しさが失われていく。
初めてこの本を手に取った時に感じた「不気味な感覚」。読み進めていくうちに、本作の暗い部分が映しだされていった。

家庭内暴力、親の性。子供の目にはソレはどのように映るのだろう。
今一度、大人の私たちが忘れかけていたものを呼び覚ましてくれる作品 "月と蟹" オススメです。





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Theme : ブックレビュー * Genre : 小説・文学 * Category : 小説
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個別記事の管理2011-04-07 (Thu)
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       夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) ★★★★☆(1~5中 4.0)

内容(「BOOK」データベースより)
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。


森見さんの作品を読むのは今作で2度目だ。前作の四畳半神話大系ですっかり虜になってしまった訳だが、今作もなかなかクセのある本であった。
話は変わるが舞台もやっていたらしい。是非生で見たかったが後悔してもしょうがないのでビデオ屋でDVDを借りてくる事にしよう。そもそも置いているのか。

・感想

奇妙な人物と出逢い、突飛な出来事に巻き込まれる。
そして黒髪の乙女を一途に追いかける生活はまさに男子学生が夢見るバラ色のキャンパスライフ(?)であり、
もし、大学に憧れを抱いている1回生、あるいは高校生が読んでしまったなら期待で胸が張り裂け悶絶してしまうであろう。
この本は無為なキャンパスライフを脱却させる為にある。大学生に読んで欲しい本NO1とはそういうことだ。

しかし森見さんの文体はクセがあり、中には読みづらいと感じる人もいるだろうと思う。
私も苦労した。幾度なく投げようとしたが、ある日を境にすらすらと頁が進んでいったのを覚えている。
初めは辛けど後楽し。読み終えた後に感じる余韻は格別であり、改めて森見ワールドを知ることとなる。

また序盤の読み辛さが無ければ、間違いなく★5をつけていたであろう。
読み辛いからこそ良いという考えは間違いなく森見ワールド中毒者の末期である。
Theme : 文学・小説 * Genre : 小説・文学 * Category : 小説
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個別記事の管理2011-03-24 (Thu)
              51DXC96BZSL.jpg
大学時代しなければならない50のこと ★★★☆☆(1~5中 3)

・あらすじ
内容(「BOOK」データベースより)
夢を実現する人は、大学時代にチャンスをつかんでいる!―本書は、自分の未来を輝かせるために今しておくべき大事なことを教えてくれる、中谷流・大学時代の過ごし方講座。「コイツはすごいという人に出会おう」「行方不明になれる場所を持つ」「知らないことだらけだとわかれば勉強が進んだ証拠」など、教科書には載っていないアドバイス満載。タダの大人になりたくないすべての学生にエールをおくる。





・感想
大学生協のベストセラー文庫大学時代の夢をかなえる!の売り文句に釣られ半信半疑で読んでみたが内容は著者:中谷彰宏氏自身が大学時代にやってきたことしか書かれていない。
初めはどうもついていけない内容だった、が後々考えてみると確かに道理に合っていて感心させられる。
「コイツはすごいという人に出会おう」「退学になったらしたいことがある」等は確かに大学生の理想的な形で、その答えに気付けるか否かで大きく変わってくると思う。
でもそれをしなければならないと言うのは謎。
あくまで著者はこれを実践して、成功?を収めたのだろうけど
結局はそういう大学生活の過ごし方もあるという話。
多くの方がおっしゃるようにやる気のある人にお勧めしたい本なのかもしれない。
* Category : 小説
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